技術者が語る 3Dプリンターのいろは

造形コストを抑えるポイント(FDM)

本記事の内容が当てはまる造形方式

  • FDM
FDMでサポート除去に困った経験はありませんか?

例えば小さな穴(特に止まり穴)は、穴の中にサポート材が詰まっているとペンチやピンセットでは取れないですし、溶解しようとしても、穴の中の空気が邪魔して穴の中に溶解液が入らないので、非常に時間がかかります。こうなるとサポートは悪者でしかありません。(サポート材の無駄、除去労力の無駄)

サポートを付けない造形をしてみよう。

そんなときは、思い切ってサポートが付かない様に造形しては如何でしょうか?
丸穴の場合、多少形状が崩れますがサポートが無くても造形することが出来ます。

3d-26_img01.png

図1

サポート有無の見本を作ってみよう

FDMの機械は世の中に沢山あり、材料も次から次へと増えています。
ご自身で使用する機械・材料で、サポート無してどこまで造形できるのかを確認されては如何でしょうか?

(小川 淳彦)

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