造形コストを抑えるポイント(FDM)
本記事の内容が当てはまる造形方式
- FDM
- FDMでサポート除去に困った経験はありませんか?
例えば小さな穴(特に止まり穴)は、穴の中にサポート材が詰まっているとペンチやピンセットでは取れないですし、溶解しようとしても、穴の中の空気が邪魔して穴の中に溶解液が入らないので、非常に時間がかかります。こうなるとサポートは悪者でしかありません。(サポート材の無駄、除去労力の無駄)
- サポートを付けない造形をしてみよう。
そんなときは、思い切ってサポートが付かない様に造形しては如何でしょうか?
丸穴の場合、多少形状が崩れますがサポートが無くても造形することが出来ます。
図1
- サポート有無の見本を作ってみよう
FDMの機械は世の中に沢山あり、材料も次から次へと増えています。
ご自身で使用する機械・材料で、サポート無してどこまで造形できるのかを確認されては如何でしょうか?
(小川 淳彦)